みなさん、こんにちは！
快適なカーライフをお過ごしですか？
車体や車検証に記載されている車台番号ですが、普段この数字を意識することはほとんどありませんよね。実はこの番号は、買取や車検などの際に重要になるものなのです。
そこで今回は、車の車台番号についてお伝えさせて頂きます。
目次
車台番号とはその車両が存在していることを証明する番号で、車両１台ずつに必ず設定されています。車台番号は乗用車やトラックなどの車の種類に関わらず、全ての車両につけられるもので、番号が重複することはありません。そのためこの番号が分かれば、車両を識別することができるというわけです。
メーカーや陸運支局に届出や登録をする際に識別番号として使用したり、車検登録・自動車保険の申し込み、メーカーによるリコールの際の対象車両の判別など、車台番号が利用される場面というのは意外に多いのです。
車台番号は国土交通省が車両の製造者から届出を受けて付与し、メーカーや陸運局が車体に打刻することになっています。
このことは道路運送車両法によって定められているため、国土交通大臣に指定を受けた機関以外が勝手に番号を打刻したりすると違法行為になります。
車台番号は車体に直接打刻されている上車検証にも記載されているため、分からなくなってしまうことは基本的にないはずです。
打刻されている場所は車種によって多少違いますが、エンジンルームか運転席下であることがほとんどです。
トラックのように一般の車とは車体の構成が異なる車両の場合はフロントタイヤの内側、フレーム部分に打刻されていることが多くなっています。
車の劣化によって打刻された番号が識別できなくなったり、車検証を紛失してしまったりして車台番号が分からなくなってしまった場合は、管轄の陸運支局に問い合わせれば修理を受けた整備工場に確認してもらうことができます。
次回は車体番号の秘密・・・(後編)を、お伝えさせて頂きます。
みなさんが安心、安全なカーライフをお過ごし頂ける参考にして頂ければと思います(^^)
それでは、また(^^)/