「車の汚れ」ホイール(ブレーキダスト編)
みなさんこんにちは鈑金のモドーリーの南です。
今回は「車の汚れ」シリーズ第3弾のホイール(ブレーキダスト編)について
調べてみました。
まず初めにブレーキダストとは、ブレーキをかけることで削れてしまった部品の粉塵です。
ブレーキダストがホイールにこびりついてしまうと、なかなか落ちにくく、見た目も汚いので困っている人も多いのではないでしょうか。
■ブレーキの構造・種類
現在の車は「ディスクブレーキ」という機構が多く使われています。
ディスクブレーキは、主にディスクローター(ホイールと共に回転する鋳鉄製の部品)とブレーキパッド(摩擦材)で構成されています。
ディスクローターにブレーキパッドが接触することでブレーキがかかります。
しかし、ディスクローターもブレーキパッドも金属製のため摩擦が起きると削れてしまい、その削れたものがホイールに付着、ブレーキダストとなります。
また、ブレーキが「ドラムブレーキ」という機構の場合はブレーキダストが飛散しにくいです。
ドラムブレーキは摩擦材のついたブレーキシューを筒形のブレーキドラムに押し付けることでブレーキがかかります。
ブレーキドラムがカバーのような役割をするため、ブレーキダストが外に出にくい、ということになります。
■ブレーキダストが除去しにくい理由
ブレーキダストがホイールに軽くのっているだけであれば、カーシャンプーとスポンジで簡単に落とすことができます。
しかし、時間が経ってしまうと、カーシャンプーで落とすことは難しくなります。
では、なぜ除去しにくくなってしまうのでしょうか。
原因は、ブレーキダストの固着が2段階になっていることにあります。
①:熱いブレーキダストがホイールに飛散して固着
ブレーキダストはディスクローターとブレーキパッドの摩擦で発生します。
摩擦が起きるということは、高温になっています。
摩擦により発生したブレーキダストも、もちろん高温のままホイールに飛散、そのまま冷えて固着します。
この時点では黒色で、段階2と比べるとまだ落としやすいです。
②:ブレーキダストが錆びて(酸化して)ホイールに固着
ブレーキダストには金属が含まれているため、時間が経つと錆びてきます。
そのときブレーキダストが錆びてこびりつき、茶色になり、落としにくくなってしまいます。
■ブレーキダストは「ブレーキダストクリーナー」を活用
ブレーキダストの発生から固着する原因はわかりましたが、どうしたら除去できるのでしょうか。
カーシャンプーで落とすことができないので「ブレーキダストクリーナー」や「鉄粉除去剤」を使います!
カーシャンプーで落ちないような汚れも簡単に落とすことができます。
■ブレーキダストの汚れと対策
ブレーキダストを発生させない、というのは難しいですが、汚れが付きにくくする対策は比較的簡単にできます。
ホイールを洗浄した後に、「ホイールコーティング」を使ってみましょう。
撥水成分が入っているものが多く、水をはじくのはもちろんですが、汚れも防止します。
みなさんいかがでしたでしょうか!
ホイールが綺麗な車は全体に綺麗にみえますよね!
綺麗な状態を保ち長く乗りましょう!
鈑金事業本部
平成9年1月6日に愛知県豊田市梅坪町の梅坪店を第一号店としてOPENし、年間生産2600台の鈑金塗装修理をしています。
下請け体質の強い鈑金業界から脱却し鈑金塗装工場から鈑金専門ショップとしてスタートいたしました。1号店であるモドーリー豊田梅坪店では鈑金塗装の「クォリティー」「サービス」「高生産」「清潔感」「安全・安心」を追求してきました。その結果、地域でも愛され現在では年間2600台の鈑金塗装修理をさせて頂いています。
鈑金のモドーリーは「車のキズ=心のキズ」をモットーにモドーリー1号店で培ったノウハウを全国に展開して2015年11月9日時点で全国に63店舗を展開しています。
鈑金のモドーリーは気軽に相談できる車の整形外科として、「安い」「速い」「安心」「便利」を特徴に営業しています。
愛車のキズ・ヘコミ、万一の事故でお困りの事があれば、鈑金のモドーリーにご相談ください。モドーリー事業本部にて教育された全国のモドーリースタッフがご満足と安心の対応をさせて頂きます。
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