ご存知ですか？タイヤの溝が●●以下だと車検に合格できない事を…。

みなさん、こんにちは！
車検に出した時「タイヤの溝が少ないので車検に受かりません」と言われた経験はありませんか？今回はそのタイヤの溝についてお話させて頂きます。

タイヤについて

タイヤは1トン以上の重さがある車を支えている重要なパーツになります。車はこのタイヤに支えられています。発進する時、曲がったり止まったりする時もタイヤに支えられています。ですからタイヤの状態で走りが大きく変わってしまいます。タイヤの状態が悪いと車を安全に走らせることが出来なくなる為、車検ではタイヤの状態をしっかりと点検されます。

タイヤの基準について

車検時には道路運送車両法の保安基準に基づいて検査を実施します。保安基準を満たしていないと車検には合格できません。タイヤについて保安基準は下記のようになっています。

国土交通省が公開している道路運送車両法の保安基準 第167条の4
http://www.mlit.go.jp/common/001056254.pdf

基準を簡単に言いますと
・接地部が1.6ｍｍ以上の溝があること

※溝以外にも亀裂やコード層の露出等、著しい破損があると合格出来ません。

それでも分かりにくいと思いますので
参考画像を紹介させて頂きますね。

車検に合格できないタイヤ（溝の基準）

・画像の黄色の枠の中にあるスリップサインと言われる段差で溝が残っているか確認することが出来ます。溝が少なくなると特に雨の日ブレーキを掛けても車が止まるまでの距離が延びてしまい大変危険です。

・路面に設置する部分が1.6ｍｍ以上溝が無いと車検に合格できません（参考画像）

※車検の合否は道路運送車両法の保安基準に基づいて自動車検査員が判定をします。車検を実施する自動車検査員の判定に従って車検をお受け下さい。

おわりに

今回タイヤの溝について紹介させて頂きましたが参考になりましたでしょうか？
最初にお伝えしたようにタイヤは車にとって重要なパーツです。タイヤのトラブルは大きな事故にも直結します。車検に関係なくタイヤの状態が悪いと大変危険です。一番大切な命を守る為にもタイヤに不安を感じたら直ぐにお近くの整備工場に安全かどうか見てもらって下さい。早めの点検整備は安全で経済的なカーライフを実現します。

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車検のコバック 直営事業本部

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