ディーゼルエンジンのDPF装置って何?警告灯点灯した時の対処方法とは?!
みなさん、最近はクルマのエンジンの種類でよくクリーンディーゼルという言葉を耳にする機会がふえてきましたよね。昔はディーゼルエンジンと言えば排気ガスが臭い・環境に良く無いなどの話しを耳にしたことがありました。でも、今はクリーンディーゼルというエンジンが出てきた事で普通乗用車でもディーゼル車が増えてきています。では、そこで今回はぜひ、みなさんに知っておいて欲しい最近のディーゼル車のDPF装置について話させて頂きます。
目次
- ディーゼルエンジンに最近装着されたDPF装置とは?
- DPF装置の警告灯が点灯した場合の対処法とは?
- まとめ
ディーゼルエンジンに最近装着されたDPF装置とは?
DPFとはディーゼル パティキュレート フィルターの略でディーゼルエンジンからPMを初めとする有害な微粒子物質を除去するフィルター装置の事をいいます。一般的にはエンジンとマフラーの間に装着されています。また、DPF装置にはDPFを再生する機能が付いています。どういう機能かというとDPFはその内部に微粒子を除去するフィルターを持ち、ここに微粒子を溜めますが、溜めすぎて目詰まりとなるのを防ぐためセンサーが感知し、エンジンの排気温を上げることで微粒子を自動燃焼させるシステムが付いています。これが、DPF再生です。
DPF再生は車の走行中に作動するのが一般的です。作動している時はどんな状態かと言うとマツダのスカイアクティブディーゼル搭載車の場合はDPF再生状態であるとアイドリングストップが出来ないというメッセージが出て来ることも有ります。また、いつもよりクルマのエンジン回転数が上がる・いつもより燃費が落ちたというのもDPF再生をしている状態かもしれません。この機能がある事でクルマからでる排気ガスがクリーンに保つ事が出来るんです。大事ですよね!
DPF装置の警告灯が点灯した場合の対処法とは?
DPFマークがメーターの中に点灯したまま消えなくなった場合はどうするかというのも大事になりますよね?では、なぜDPF警告灯が点灯してしまうかと言うとDPF自動再生が正常に実施されず、微粒子やススが制限を超えフィルターに溜まってしまうとDPF装置の破損を防ぐためクルマに警告灯の点灯や点滅又はメッセージを表示し異常をしらせるようになっています。点灯した場合の対処方法は除去するためにエンジンを温めた状態で、アクセルを踏んだ状態で20㎞/h以上、15~20分程の運転を施す事が必要です。また、点滅した場合はDPFシステムの異常が考えられます。その場合はディーラーもしくは最寄りの整備工場での点検が必要です。また、DPF装置が点灯しやすい走行条件が有りますのでその条件も覚えておいてください。DPF装置においてストップ・アンド・ゴーを繰り返す短距離移動を多く繰り返すとDPF装置にも燃費の面でもデメリットとなります。
まとめ
今回はこれから、多くなってくるディーゼル車のDPF装置に関して話させて頂きました。装置の事を知ってその注意点を踏まえてディーゼル車の走行の参考にしてください。もし、ディーゼル車のDPF装置が壊れてしまって交換になると20万以上の出費になると言われていますので、非常に高額ですね。
では、素敵なカーライフを!!
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