自動車ガラスは2種類のガラスを使用している事知っていますか!
みなさんこんにちは鈑金のモドーリーの南です。
今回は自動車のガラスについてお話させていただきます。
自動車のガラスは全部同じと思っていませんか?
見た目は同じですが、自動車ガラスは大きく分けて「合わせガラス」と「強化ガラス」の二種類 有ります。
「合わせガラス」は2枚の板ガラスの間にポリビニールブチラールを中間膜としてはさみこんだガラスです。その合わせガラスが、1987(昭和62年)9月以降に生産された自動車のフロントガラスに装着されることが法律により義務付けられました。
走行中、割れてもヒビが入るだけで破片が飛び散ったり、くずれ落ちたりしないので安全で視界を確保することができ、継続して運転が可能です。
万一事故がおこった場合、体がガラスにぶつかっても、その衝撃を中間層が緩和・吸収するため、強化ガラスより割れやすくできていて、安全性の高いガラスです。
「強化ガラス」は、普通のガラスを650~680℃まで加熱し、その後、急冷したガラスです。強化ガラスは、表面の圧縮応力の効果で、ガラスを破壊しようとする外力に耐え、普通の板ガラスに比べ3~5倍の強度が有ります。フロントガラス以外の部分は、ほとんどこの強化ガラスです。急激な温度変化にも強く、170℃くらいまで耐えられます。
自動車ガラスは、運転時の視界確保や、飛石や飛来物などからの保護、または万一事故が起こったときにドライバーを怪我から守る工夫がされており、安全性と車内の快適性を重視して考えられています。
その他、熱線入り、アンテナ入り、熱線反射、高熱吸収、UVカット、濃色プライバシーガラスなどが、あります。
ガラスの色は、クリヤー(透明無色)、グリーン(緑)、ブルー(青)、ブロンズ(茶)、グレーがあります。薄く着色してあるので、ガラスの裏に白い紙などを当ててみると解ります。その他、ガラスのマークのMナンバーで識別できます。
フロントガラスの上部にサンシェードにグリーンやブルー、濃色ブロンズ、濃色グレー色で[ぼかし]が、かかっているガラスがあります。
この様に自動車のガラスは一見同じように見えますが使う場所によってさまざまな工夫がされているのですね。
鈑金事業本部
平成9年1月6日に愛知県豊田市梅坪町の梅坪店を第一号店としてOPENし、年間生産2600台の鈑金塗装修理をしています。
下請け体質の強い鈑金業界から脱却し鈑金塗装工場から鈑金専門ショップとしてスタートいたしました。1号店であるモドーリー豊田梅坪店では鈑金塗装の「クォリティー」「サービス」「高生産」「清潔感」「安全・安心」を追求してきました。その結果、地域でも愛され現在では年間2600台の鈑金塗装修理をさせて頂いています。
鈑金のモドーリーは「車のキズ=心のキズ」をモットーにモドーリー1号店で培ったノウハウを全国に展開して2015年11月9日時点で全国に63店舗を展開しています。
鈑金のモドーリーは気軽に相談できる車の整形外科として、「安い」「速い」「安心」「便利」を特徴に営業しています。
愛車のキズ・ヘコミ、万一の事故でお困りの事があれば、鈑金のモドーリーにご相談ください。モドーリー事業本部にて教育された全国のモドーリースタッフがご満足と安心の対応をさせて頂きます。
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