水温上昇!!オーバーヒートの原因は??
みなさん、こんにちは!
愛車と長く付き合うために、メンテナンス整備は欠かせません。キチンと予防整備をすれば20年50万kmも可能です。長く安全に乗ることができれば、車を買い替える費用は抑えられます。時期に応じてメンテナンス整備が発生しても買い替えるよりコストは下がりますし、長く乗ることは資源の節約にもなります。
ここでは車に関する整備事例の紹介をします。故障してから修理する場合もあれば、あらかじめ予防整備する事ができる部品もあります。車に関する知識を深めて頂いて、愛着を持って長く大事に乗って頂ければと思います。
今回は「エアコンを切ると水温が上昇してオーバーヒートする」という事でご来店。
目次
- エンジンの冷却システムの概要
- ラジエターを冷却する電動ファン
- おわりに
エンジンの冷却システムの概要
エンジンは内部でガソリンが燃焼して温度が上昇します。冷却システムがなければどんどん熱が上がりエンジンが壊れてしまいます。エンジン内部には冷却水が通る通路がありエンジンの熱を奪い、熱くなった冷却水は車の前方に取り付けられているラジエターに送られます。ラジエターに取り付けられた電動ファン(扇風機)が回り冷却水が冷やされて、またエンジンに送られます。
ラジエターを冷却する電動ファン
ラジエターに取り付けられている電動ファンがこちらです。このエンジンには2つ取り付けられています。
①ラジエターを冷やすファン ②エアコン装置のコンデンサーを冷やすファン
正常であれば水温が上昇した時、エアコンスイッチを入れた時に、ファンは2つとも回ります。
左の写真を見てください。②のファンだけ回っていないのが分かりますか?右の写真と比べると違いが分かって頂けるのではないでしょうか。通常は片側だけ回ることはありません。②のファンモーターが寿命でまわらなくなっていたので交換しました。
おわりに
年数が経過すると故障してしまう事もあります。そんな時にそろそろ買い替えかなぁと思われる方も多いのではないでしょうか?原因によっては修理費用が安く済むこともあります。数万円したとしても買い替えるよりは安いですよね。また、メンテナンスをすることで調子よく長く乗ることもできますので、愛車を大切にして長く付き合って頂くことも検討して頂ければと思います。
私たちは、自動車メーカーに捉われずに全ての国産車しかも全車種を取扱うことによって、より多くの方々への車検サービスが可能となりました。また天白区で車検を受けるなら、保証やサービスシステムをどこよりも満足頂けるように研究、努力して参りました。これからも皆様のご要望にトコトンお応えしていく所存です。
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