パーキングブレーキ活用していますか？役割と構造

みなさん、こんにちは！

駐車時に使用するパーキングブレーキ、他にもサイドブレーキやハンドブレーキなど色々な呼び方がありますが正式名称はパーキングブレーキと言います。

画像「パーキングブレーキ」

みなさんは、日常の車生活でしっかりパーキングブレーキを活用されていますか？

特にAT車を乗られている方はP(パーキング)レンジにいれてあるから大丈夫！使用していない！という方も中には・・・

パーキングブレーキは止まっている車を動かない様に駐車した際に使用する補助的な役割で使用しますがサイドブレーキを使用しない方やかけ忘れとなれば坂道などに限らず知らないうちに車が動き出し事故に繋がる事も・・・

フットブレーキは油圧式となり、エンジンがかかってないと機能しない為、効果はありませんが、パーキングブレーキはワイヤーを作動させる仕組みの為、エンジンがかかっていなくても後輪のブレーキを作用させることが出来ます。

走行中に使用するフットブレーキは前後輪、左右にある合計4つのブレーキをオイルの力によって作用させますが、パーキングブレーキはワイヤーを介して作用させ、後輪左右をロックさせる機構となっています。

構造、作動は後輪ブレーキがドラムブレーキになるとフットブレーキとパーキングブレーキを兼用し作動させます。

後輪がディスクブレーキの場合は、ディスクローター部分の内側にパーキングブレーキ用のドラムを組み込み作動するタイプとワイヤーでフットブレーキ同様にキャリパーピストンを動かし作用させるタイプと2つのタイプがあります。

パーキングレーキは手により引き上げるレバータイプ、ブレーキペダルと同じように足により操作をするタイプとメーカー、車種などによって様々です！

画像「パーキングブレーキタイプ①」

画像「パーキングブレーキタイプ②」

最近では、電子式によりボタンでの操作、自動で条件を満たすと作動、解除といった車もあります。

AT車、MT車に関係なく駐停車する際は必ずパーキングブレーキを活用しましょう！

氷点下の長時間駐車では、凍結によりサイドブレーキが凍結し解除できないといった事からパーキングブレーキを使用しないと推奨されていますが・・・その際は、ミッションギヤによるロック、輪止めの使用などで対応が必要です。

車を駐停車する際も、安全安心を心掛け、楽しいカーライフを過ごしましょう！

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