車のワイパー！リヤワイパーが装備される目的は？！　

みなさんこんにちは！

ご存知の通り、ワイパーは作動させることで雨などで視界を悪化させる要因を取り除き、運転するドライバーの視界確保をしています。

ワイパーが作動しない状態やワイパーブレードのゴム部分の切れなどの損傷により拭き取りが悪いといった機能低下に関しては安全性の低下として車検に合格できないといったとても重要な部品となります！

画像「フロントワイパー」

画像「リヤワイパー」

道路運送車両の保安基準第45条(窓ふき器等)には、自動車の前面ガラスには前面ガラスの直前の視野を確保できるものとして、視野の確保に係る性能等に関し告示で定める基準に適合する自動式の窓ふき器を備えなければならないとあり、自動車のフロントガラスに関してはフロントワイパーを備えなければならないとありますがリヤガラスについては保安基準による規定はなくリヤワイパーの装着は義務ではありません。

雨が降ればどの車も雨の付着により視界が悪くなるのに対してリヤワイパーが装備されている車と装備されていない車が存在します・・・リヤワイパーが装備される車の基準は？？？

リヤワイパーが装備されるのは、各メーカーや車種により、装備目的への考え方に違いはありますがリヤタイヤが路面から跳ね上げた泥や水を取り除く為の対策が目的となります！

装備基準のひとつは車の形状が関係しており、セダンタイプの様にリヤガラスが傾斜の形状であれば走行による空気の流れを利用する事ができ、後ろへの突き出し部分のトランクスペースがリヤタイヤの跳ね上げる泥や水をある程度は防ぐ事が出来ますが・・・

ワゴンタイプやハッチバックタイプの車になると後ろのガラス形状が直立に近く、ガラスとリヤタイヤとの距離も近くなる為、リヤタイヤが跳ね上げた泥や水が付着しやすく、リヤガラスへの空気の流れを利用する事も難しくなります。

現在では、バックカメラやセンサーなどの存在によって安全性の向上と舗装された道路環境により泥を跳ね上げる状況は少ないかもしれませんが・・・リヤワイパーは安全性能を高める重要な装備になります！

車に装備される安全装置の目的と機能を理解して安心、安全のカーライフを楽しみましょう！

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