災害時に電気自動車から電力供給出来るV2Hとは?
みなさん、災害はいつ起きるかは予測出来ない事が多いですよね。ましてや、災害の規模まで予測出来ないですよね!!ニュースを聞くとよく想定外の災害と耳にする事が多いです。もし、そんな時に電気自動車などを乗っている人や購入を考えている人にお伝えしたい事が有ります。では今回は電気自動車から家庭に電力供給出来るV2Hについて話させて頂きますね。
目次
- 電気自動車やPHEV、ハイブリッド車からの電気の取り出し方
- V2Hとは
- まとめ
電気自動車やPHEV、ハイブリッド車からの電気の取り出し方
この種類からのクルマからの電気の取り出し方は3通り有ります。
1つ目はシガーライターからの取り出し方。この方法は一般的で色々な種類のクルマから取り出せる方法です。しかし不便な所はシガーライターは12Vなので100Vの電源には対応出来ません。
二つ目は車内に装着されていれば100Vコンセントから電気を取り出す。この方法はハイブリッド車だとエンジンをかけたままでアイドリング状態にしておかないと作動させることが出来ません。電気自動車やPHEVではエンジンをかけずに電気を取り出せるので、災害時にも便利ですね!!多くの場合は1500Wまで使えるので電気ポットや電子レンジなども使えます。
最後に三つ目はV2H機器を用いて電気を取る方法です。この方法の場合、クルマが対応しているだけではダメでチャデモ急速充電コネクタが装備されさらにパワーコンディショナーという機器が必要です。専用に作られたクルマが出来る電気の取り出し方ですね。ちなみに、電気自動車のリーフのバッテリー容量は約30kWhです。このkWhという単位は1000Wの照明を1時間連続して点灯出来る電気の量のことです。家庭で使われている電球はおおよそ40Wから100Wくらいなのでリーフ一台で一般家庭の2日から3日分の電力をまかなえる事になると思います。すごいですね!!
V2Hとは
Vehicle to Homeの略でクルマから家へという意味ですね。通常は家の電源から電気自動車やPHEVを充電しているのに対し、必要な時にはクルマから家に電気を供給する仕組みの事を言います。この仕組みが有れば今までの電気自動車への充電時間が短く出来かつ電気料金の節約に繋がりまた夜間のバックアップ用電源として使用できさらに今までより大きな電気を必要とする電化製品を動かす事が出来るという本当にたくさんのメリットが有ります。しかし、デメリットもありV2Hの為の専用機器が必要となるのがお金の面でのデメリットですね。専用機器は何十万とする為高価な物ですね。
まとめ
今回のように未来に繋がる電気自動車はクルマだけの価値ではなく災害時には電気を供給することで人を助ける事も出来る事が分かりました。昨今の現状を考えるとこれからは今まで以上に電気自動車などが増える事を想像します。やはり、クルマと人の繋がりは大事ですね!!
では、素敵なカーライフを!!
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