スーパーチャージャー搭載車 なぜ見かけなくなったのか?
みなさん、こんにちは!
前回、前々回とエンジンの過給機について、紹介させていただきましたが・・・
そのうちの一つである「スーパーチャージャー」 最近の車種では、めっきり見かけなくなりましたよね・・・
前回紹介したように、スーパーチャージャーは、ターボに比べターボラグもなく熱効率に優れているなど利点もありますが、姿を消したのには理由があり、いくつかの欠点があります。
そこで今回は、何故スーパーチャージャー搭載車を見かけなくなったのか紹介させていただきます。
目次
- スーパーチャージャーのデメリット
- 今でも製造されているの?
- おわりに
スーパーチャージャーのデメリット
まずは、スーパーチャージャーのメリットでもある動力源です。
エンジンが始動すると、ベルト等によって駆動しコンプレッサーを作動させるので、低回転~中回転域でも安定した出力(パワー)が得られます。
が・・・、エンジンが高回転域になるとスーパーチャージャーとしての効力は、あまり発揮できません。
したがって、エンジンの高回転域でより力を発揮する、ターボ車に比べ最大出力の面では劣ります。
近年は技術も進歩し、小排気量ターボ「ダウンサイジングターボ」が多く採用され、こちらは高効率エンジンの技術・ターボラグを少なくする技術が進歩し、サイズ・重量・コスト面においてスーパーチャージャーは姿を消していきました・・・
少し寂しいですね・・・
今でも製造されているの?
国産車では、ほとんど見かけなくなりましたが、海外ではまだ需要があります。
北米や欧州車は元々、大排気量の車種が多く、大きな動力を得て、なおかつ低回転域から中回転域まで安定した走りと、乗り心地を実現するため採用されています。
おわりに
いかがでしたか?
3回にわたってエンジンの過給機について紹介させていただきました。
以前はビッグパワーのスポーツカーも多く、ターボやスーパーチャージャーを搭載した車が走っていましたよね。
なんだか懐かしいですね。
余談ですが、映画「マッドマックス」で主人公マックス(メル・ギブソン)が乗っていたインターセプター! 5.8リッターのV8エンジンを搭載し、ボンネットから突き出たスーパーチャージャーは かっこ良かったぁ~
※こんなような車が映画の中で走ってたなぁ~(笑い)
それでは、また!
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