これからの時代はＳＵＶからサイドアンダーミラーが無くなる！？

公開日： 2019/07/27 : 最終更新日：2019/07/27

豆知識

みなさん、こんにちは！

ここ数年の間に発売されたＳＵＶやミニバンなどに装着されている左フロントフェンダー先端の補助ミラーを見かけた事が有りますか？かつてのフェンダーミラー以上に取って付けた感の強いこの補助ミラーをキノコミラーなどと呼ばれる事も有り、デザイン的に好き嫌いが有りますよね！今回はこの補助ミラーが今後は無くなるかもしれないという話をさせて頂きます。しかし、無くなると言っても保安基準に従い代わりの物を装着させる事が当然必要となりますが。

サイドアンダーミラーとは
サイドアンダーミラーに代わる物とは
まとめ

サイドアンダーミラーとは

まず、サイドアンダーミラーとは何なんのかというと、漢字で書くと直前直左鏡と書きます。この補助ミラーはＳＵＶやミニバンなど背の高いクルマが死角になりやすい左フロントタイヤ近辺を確認するために装着されています。なぜ、装着されているのかというと以前ＳＵＶやミニバンの死角によって子供を巻き込む事故が多発した事が背景にあるものと思われます。サイドアンダーミラーの装着の基準は2003年より保安基準に新たに追加された項目です。また、保安基準によれば運転席に座った時に自動車の前面および左側面に接する高さ1ｍ、直径0.3ｍの円柱を直接、もしくは鏡、画像などによって確認出来る事です。この保安基準はおおよそ6歳児の身長を想定したものです。この基準を満たす為にサイドアンダーミラーの装着が必要になりました。

サイドアンダーミラーに代わる物とは

サイドアンダーミラーの装着が必要になったのは安全面の為なんですが格好がどうしても気になる人がいたのをメーカーが考慮した代表的な方法が二つあります。左ドアミラーの下部に視野角を広げた特殊な構造のミラーを内蔵する事で、左側面の状況をミラーを通して確認可能としサイドアンダーミラーが不要とするドアミラー方式。また、カーナビの普及に伴って、現在増えつつあるのがカメラを使ったモニター方式です。これはドアミラー下部にセットされた小型カメラによって、左側面を捉え、カーナビなどのモニターに表示するタイプです。カメラ式のメリットとしてはミラー式に対して比較的大きな画面で周囲の状況が確認できより安全に走行出来ます。デメリットは雨やカメラのレンズに付着物があると一気に視認性が悪化してしまう危険性もあります。この事はミラー方式も無いとは言えないので。

まとめ

このように、安全面で必要な安全装備がありその安全装備を改良する今の技術はスゴイですね！！以前は安全面を重視していましたが現在は安全プラスデザインも必要となってきています。これが、進んでいけば近い将来本当にサイドアンダーミラーすらなくなる事になるかもしれませんね！！

では、素敵なカーライフを！！

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