いつの時代でも自動車ガラスの修理は必要！！今のガラスはどんな物があるの？

公開日： 2019/10/13 : 最終更新日：2019/10/13

豆知識

みなさん、こんにちは！

いつの時代も安全確保のため、万一の場合は自動車のガラスの修理は必要です。たとえ、完全な自動運転になっても万一の場合は修理が必要だと思います。これは、自動車が公道を走るうえでは自分の自動車は安全技術で事故が無くなるとしても他から与えられる飛来物の影響で自動車のガラスは割れたり、いたずらで割られてしまう事があるからですね。ですから、自動車のガラスは公道を走るうえではガラスに飛来物などでヒビが入ったり割れてしまう事が有ります。それでは、今回はこの自動車ガラスの事で話をさせて頂きますね！！

自動車のガラスとは
安全ガラスは何処に使うの？
まとめ

自動車のガラスとは

自動車のガラスには運転中の視界確保、飛来物などからの保護、事故が起きた時のドライバー・同乗者の安全確保などの重要な役割を果たす必要が有ります。その為、その要件を満たすガラスは安全ガラスと呼ばれ自動車専用で作られています。安全ガラスと聞くと丈夫な感じがします。その安全ガラスは大きく分けて3種類あります合わせガラス・強化ガラス・部分強化ガラスの3種類ですね。

安全ガラスは何処に使うの？

ただ単に自動車のガラスに安全ガラスを使っていれば安心かと言うとそれだけでは駄目で安全ガラスでも先ほど伝えたように安全ガラスにも種類が有るので何処の場所にどの種類を使うかが大事なんですよ！！それでは、その話をしますね。フロントガラスは一番大きなガラスが使われている事が多いです。その為、飛来物が当たり易く被害が受けやすいですよね。また、自動車の前面に付いているので一番大事な所でもあります。その為、フロントガラスには合わせガラスを使います。合わせガラスの特徴はその名前通りガラスとガラスを合わせたガラスです。その合わせたガラスの間に中間膜と呼ばれる透明樹脂フィルムを挟んで張り合わせた3層構造のガラスです。この合わせガラスは昭和62年9月以降に製造される自動車のフロントガラスに装着する事が道路運送車両法で義務付けられています。そんなに前から義務付けられている事に感動です。では、なぜ自動車のフロントガラスに合わせガラスを用いたのかというと2つの理由が有ります。①走行中、割れてもヒビが入るだけで破片が飛び散ったり、崩れ落ちたりしないので安全な視界を確保する事も可能です。②フロントガラスで頭部を強打しても、中間膜が衝撃を和らげてくれるので頭部の怪我を出来るだけ少なく済むようにしてくれています。次にリヤガラスには何を使うのがいいかと言うと強化ガラスを使う事が多いです。強化ガラスはどんなガラスかと言うと普通のガラスを約700℃まで加熱し、その後、急速に急冷したガラスです。急速急冷される事によってガラスの表面に圧縮応力という効果がガラスに加わります。この効果はガラスを破壊しようとする外力に耐え普通の板ガラスに比べて3～5倍の強度になり割れにくくなります。また、急激な温度変化にも強く170℃ぐらいまで耐えられます。また、強化ガラスに強い衝撃を与えると、網目状に亀裂が入り粉々に砕けますが破片は角のない粒状になります。その為、自動車に乗っている人に致命的なケガは与えにくいですが割れた時にガラスの破片が粉々になる為視界の確保が大事なフロントガラスに使用する事は出来ません。その為、リヤガラスに採用されることが多いですね。リヤガラスの役割としては車上荒らしなどの防犯・プライバシーの保護などが重要ですからね。最後に部分強化ガラスはフロントガラス用に作られていましたが最近では合わせガラスの方が安全性が高い為、自動車フロントガラスに使用する事がほとんどなくなってきています。

まとめ

この様に自動車のすべての部品は自動車の安全だけではなく乗っている人の安全もしっかり考えられています。また、自動車のガラスには安全だけではなく人体に有害な紫外線（UV）や熱を車内にもたらす赤外線（IR）をカットしたり静音性を高めたりする事が出来る合わせガラス（電気自動車・ハイブリッド車には大事な性能ですね）や強化ガラスも有ります。また、これからはもっと多くの機能を装備した自動車ガラスが出てくることかと思います。今後もより安全で快適な自動車社会を望んでいます。

では、素敵なカーライフを！！

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