ご存じですか?ヘッドライトの歴史・進化!
みなさん、こんには!
夜間のドライブにかかせないのが暗闇を照らすヘッドライトですよね。ヘッドライトは、夜間の視界確保のために、とても重要な部品となります!
そこで今回は、近年目覚ましい進化を遂げているヘッドライトの歴史と進化について紹介させていただきます。
目次
- シールドビーム
- ハロゲン
- HID・LED
- おわりに
シールドビーム
‘シールド’の名前が示すように、完全に密閉された構造になっておりフィラメント(バルブ)だけでの交換ができないため、故障(球切れ)時にはユニットでの交換が必要になり費用が高くなることが問題でした。
1940年代から普及し、北米では大きさまも規定されたサイズのシールドビームを全車種装着が義務付けされていた時期もあります。
ハロゲン
1980年代以降、数多く採用されたのがハロゲン球です。構造はシンプルで、電気を通しフィラメントが発光するオーソドックスな電球で、発熱量と消費電力が多く、寿命は約800時間と短い問題はありますが、バルブ自体もそれほど高額ではなく作業も簡単にできます。
雨や霧のときには視認性は優れていて、発熱量が大きいので非常に高温になる為、雪国などではヘッドライトに付着した雪を溶かしてくれるメリットもあります。
HID・LED
ハロゲン球についで登場したのがHID(ディスチャージ)で、夜間の視界を劇的に向上させました。
HIDはフィラメントを用いた発行ではなく、アーク放電によって発行し、ハロゲン球は黄色っぽいのに対しHIDは青白い光を発します。
またハロゲンよりも長寿命かつ消費電力も少ない特徴があります。
ただし消灯状態から点灯するまでに、ある程度の時間を要するためパッシングには使用できないため、ロービームはHID・ハイビームはハロゲンという組み合わせか、ヘッドライト内の反射板の角度を変えてハイビームやパッシングとして使用します。
近年では、青色LEDの発明により2007年のレクサス発売以降、自動車のヘッドライトにも数多く採用されています。
明るさではHIDに劣るLEDですが、近年はコストも下がり配光性能を高めたヘッドライトユニットの開発も進んだため、純正でも主流になってきています。
おわりに
いかがでしたか?
技術の進歩により、ヘッドライトもどんどん進化しています。
なんと最近では‘レーザーライト’なる物まで登場しています。 なんだか、もうSF映画のようですよね・・・
そこで次回は、この新しい技術も含め紹介させていただきます。
それでは、また!

昭和34年に小林モータースとして創業、平成2年に車検のコバックと社名変更し現在に至っております。
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