車検に関わる法定費用の印紙代とは?
みなさん、こんにちは!車検のコバック東郷三好店 吉葉です。
今回のテーマは印紙代です。それでは簡単にご説明させて頂きます!自動車は、ある一定の期間ごとに車検を受ける義務があり、新車を買って最初の有効期間の満了は3年後、2回目以降は2年という周期になっております。車検には印紙代という名目があり必ず印紙を購入する事になります。この印紙代はどのようなものでしょうか?何のためにどこへ支払っているのかお伝えさせて頂きます。
車の印紙代ってなに?
印紙代は車検場へ持ち込み検査に行く場合や車検証・検査標章発行等に関わる手数料を表します。車検を受ける場合にかかる費用として印紙代があり、申請を行う区分や自動車の種類によって印紙代は異なります。この印紙は切手のようなもので申請書類に貼付し窓口で納付します。印紙は支払先が国である場合に使われる証票で、手数料や税金を納付するための手段です。
車検の印紙代はいくらかかるの?
車検を依頼する整備工場が【指定工場】か【認証工場】かによって変わってきます。
まずは・・・
●認証工場の場合
道路運送車両法第78条1項の認証を受けた工場を「認証工場」
一定の規模の作業場と作業機械、分解整備に従事する従業員を有する工場に対し、申請により、地方運輸局長が自動車分解整備事業の認証をしています。
この認証工場に車検を依頼した場合、認証工場は、運輸支局、自動車検査登録事務所等(いわゆる「車検場」です。)に車両を持ち込んで検査を受けます。
※国土交通省HPの文章を抜粋
●指定工場の場合
道路運送車両法第94条の2第1項の指定を受けた工場を「指定工場」
認証工場のうち、自動車の整備について一定の基準に適合する設備、技術及び管理組織を有するほか、自動車の検査の設備を有し、かつ、自動車の検査を行う者(「自動車検査員」と言います。)を選任して自動車の点検及び整備について検査をさせると認められるものについて、地方運輸局長が指定自動車整備事業の指定をしています。この指定工場に車検を依頼した場合、指定工場では、自動車の点検整備を行い、自動車検査員が検査を行った結果、保安基準の適合性を証明し、保安基準適合証を交付します。この保安基準適合証を運輸支局、自動車検査登録事務所等に提出することにより、車両の持ち込みが省略できます。それに比べて指定工場では自社に検査設備があるので持ち込みが不要となり手数料が発生しません。
※国土交通省HPの文章を抜粋
■印紙代と証紙(軽自動車除く)
●認証工場
4・5ナンバー 印紙代400円 証紙1,300円 合計 1,700円
3ナンバー 印紙代400円 証紙1,400円 合計 1,800円
●指定工場
印紙代 1,200円(OSS申請:1,000円)
※指定整備工場で車検を受けた方が上記の金額が安く着きます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?印紙代は車検を受ける以上は必要な費用です。
誰でも車検費用は安価に抑えたいと思います。法定費用以外の面で費用削減するためにも色んな事も知っておきたいですね。
車検はもちろん一般修理、タイヤ、バッテリ-、エンジンオイル交換、鈑金、自動車保険など車のプロフェッショナルとして各担当者を常駐させておりますので様々なご相談やご質問などをご遠慮なくお問い合わせください。
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