もしも交通事故を起こしてしまったら・・・どうすればいいの?
こんにちは!車検のコバック・保険コンサルタントの小林です。
今回は、「もしも交通事故を起こしてしまったら、何をどうすれば良いのか」というテーマでお話しさせていただきます。
その①ケガ人の救護
救急車は119番
①反応(声をかける、肩をたたく等の刺激を与えて反応を確認する)
あり・・・元気づけ、落ち着かせる。必要な応急手当てを行う。
なし・・・助けを求める。119番通報、AEDの手配を行う。
②呼吸(胸と腹部の動きを見る)
あり・・・普段どおりの呼吸をしている場合は、気道確保を行い救急隊を待つ。
なし・・・胸骨圧迫30回+人工呼吸2回をくり返す。AEDが到着次第、心電図の解析を行い、必要に応じて電気ショックを加える。
AED(自動体外式除細動器)は、突然心停止状態に陥った場合に心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す、誰にでも簡単に取り扱える医療機器です。
③出血(外出血、特に大出血の場合は直ちに止血を行う)
あり・・・ガーゼや清潔なハンカチなどで出血部位を強く圧迫する。
なし・・・骨折、ねんざ、痛みなどその他の異常がないか観察する。
※上記の救護方法は、「救急蘇生法の指針《2010》・市民用(監修:日本救急医療財団心肺蘇生法委員会)」を参考に作成したものです。実際に救護を行う際は、ケガ人の状況により適切な処置を行ってください。
その②二次災害の防止
事故現場の状況を確認し、安全な場所へ移動
①安全な場所に車を移動し、エンジンを切る。
②ハザードランプ、停止表示機材等で二次災害防止措置をとる。
注意:事故現場は、ガソリンが流れたり、積荷に危険があったりするため、火は絶対に使わないでください。(発炎筒はガソリンや可燃物のそばで使用しないこと)
その③警察へ連絡
警察は110番
事故を起こした瞬間は、一瞬頭がまっ白になってパニックになりますが、あせらずにひと呼吸おいて冷静に以下のことを伝えて下さい。
・日時
・場所
・事故内容
・ケガ人
・損壊物
・対応したこと
その④相手の確認
その場で、できる限りのことを確認してください。
確認事項
・名前
・住所
・連絡先
・車名
・車の色
・ナンバー
・相手の自賠責保険会社と証明書番号
・相手の任意保険会社と証券番号
・免許証番号
事故現場で相手との口約束・示談は絶対にしないでください。
その⑤代理店または保険会社へ連絡
ご自身で加入している保険会社または取扱代理店に速やかに連絡をしてください。
通知事項
・事故の日時、場所、状況
・相手の方の名前、住所、連絡先
・相手のお車の情報(車名、ナンバー等)
・届出警察署、担当官
・(目撃者がいる場合)目撃者の方の名前、住所、連絡先
事故に関する情報が不足している場合でも、取扱代理店または保険会社へ事故の連絡をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
車を運転する以上、事故をする可能性はゼロではありません。
万が一、事故を起こしてしまった場合に何をすれば良いのか、その場で冷静に考えるのは難しいですよね。
保険証券はもちろんですが、事故時のマニュアルなども一緒に車の中に置いておくと、より一層安心感が増します。
事故マニュアルは、現在保険加入されている代理店に請求すれば用意していただけると思いますので、一度連絡してみてはいかがでしょうか?
大切なお客様が安心・安全なカーライフを過ごせる事、コバックスタッフ一同心より願っております。
各店舗に保険の資格を有するスタッフが在籍しており、いつでも無料でプロによる確かなアドバイスが受けられ、多くのお客様に大変ご好評いただいております。
お客様の不安を安心に変えるお手伝いができること、スタッフ一同心より願っております。
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