事故で保険を使ったら、いくら高くなる??
こんにちは(*^^*)♪
ご覧頂きまして、ありがとうございます。
保険コンサルタントの藤森です。
よく、お客様から「保険を使ったら、いくらくらい金額が上がるのかなぁ??」という質問を頂きます。
その件について、本日は記載させて頂こうと思います。
「等級制度」につきましては前に記載させて頂いておりますので、等級って??・・と思った方は是非こちらをご覧下さい。
実際には保険会社によっては少しづつ違いはありますが、基本は保険料率算出機構が出している数字をもとに算出されている事が多いです。
↓↓↓↓
表:<損害保険料率算出機構引用>
事故内容により、3等級ダウン事故と、1等級ダウン事故があります。
そして、ノーカウント事故もあり、この場合は事故件数には含まれません。
では上記表を見てみて下さい。
3等級ダウン事故の場合はご自身の等級から3等級下げた等級の、下段(事故有)の割増引率を見ます。
例えば・・・
元々18等級(-54%)の場合は15等級になり、下段(事故有)の割増引率になるので33%の割引率になってしまいます。
元々20等級(-63%)なら・・・17等級の下段(事故有)の割引率38%・・・ですね。
では・・・ここで問題!!
現在15等級の場合、事故で保険を使うと次は何等級になり、何%の割引率になると思いますか??
ちっちっちっちっち・・・・
そうです!!
もう分かりましたね♪
正解は・・12等級で27%の割引になります。
この様に算出していきますので、まずは自分の等級をチェックしてみましょう。
実際の金額は??
では、実際の金額の例を出してみますね。
元々の保険料がバラバラだと思いますので、
今回は算出条件として、
■年間保険料10万円(割引前)
■同一内容で契約を継続
■等級係数が無事故係数と事故有係数に細分化されている7~20等級では、過去3年以上3等級ダウン事故がない
■等級係数が無事故係数と事故有係数に細分化されている7~20等級では、1年以上1等級ダウン事故がない
・・・とします。
★20等級の場合
【3等級ダウン事故】
3万7000円(63%割引)→6万2000円(38%割引)
+2万5000円
【1等級ダウン事故】
3万7000円(63%割引)→5万8000円(42%割引)
+2万1000円
★19等級の場合
【3等級ダウン事故】
4万5000円(55%割引)→6万4000円(36%割引)
+1万9000円
【1等級ダウン事故】
4万5000円(55%割引)→6万円(40%割引)
+1万5000円
★18等級の場合
【3等級ダウン事故】
4万6000円(54%割引)→6万7000円(33%割引)
+2万1000円
【1等級ダウン事故】
4万6000円(54%割引)→6万2000円(38%割引)
+1万6000円みなおし
・・・・という形になってきます。
まとめ
金額の算出をするにも現在の保険内容によって決まってきますし、何かあった場合にはその件に対して使える保険になっているのかを事前に確認しておく事はとても重要です。
その為、定期的にご自身の保険の内容を確認されたり、生活に応じて見直す事はとても大切で、何かがあった時には見直しておいて良かったと安心感に繋がるかと思います。これを機に再度見直してみてはいかがでしょうか??
各店舗に保険の資格を有するスタッフが在籍しており、いつでも無料でプロによる確かなアドバイスが受けられ、多くのお客様に大変ご好評いただいております。
お客様の不安を安心に変えるお手伝いができること、スタッフ一同心より願っております。
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