パレットのオイル漏れ修理 (タペットカバーパッキン交換)
皆さん、こんにちは!
今回はオイル漏れがするとの事でお車を点検させていただくとタペットカバー
パッキンよりオイル漏れが発生していました。エンジン上部にオイル漏れによる汚れが付着しています。まだ、滲みくらいの状態ですがタペットカバーパッキンを交換してエンジンオイル漏れの修理です。
目次
- 周辺部品の取り外し
- タペットカバーの取り外し
- タペットカバーパッキンの交換
- おわりに
周辺部品の取り外し
タペットカバーはエンジン上部のシリンダーヘッドのカバーですが周りにはたくさんの部品があるので取り外せる状態まで周辺部品を外します。パレットの場合はエアクリーナーケース、イグニッションコイルが主な取り外し部品になります。
取り外し前
取り外し後
タペットカバーの取り外し
タペットカバーの取り付けボルトを外側から順に少しずつ緩めます。タペットカバーが歪んでしまうといけないので、一度に全部外すのではなく2~3回に分けて外します。ボルトが外れたらカバーをゆっくり上へ持ち上げて外します。
タペットカバー
シリンダーヘッド
タペットカバーパッキンの交換
外したタペットカバーからパッキンを外して交換します。パッキンが付いていた溝の部分とシリンダーヘッドのパッキンが触れる所を綺麗に清掃して、パーツクリーナーで油分をおとします。タペットカバーからパッキンが外れないように気を付けてタペットカバーを組み付けます。
ボルトの締め付けは外すときの逆で中心から対角線の順で少しずつ締め付けていきます。締め付ける力が均等でないとタペットカバーが歪んだり、パッキンがずれてしまいオイル漏れしてしまうことがあります。
新品のパッキン
タペットカバー裏側
おわりに
すべて組み付けたら修理前のオイル汚れを清掃してオイル漏れがないかチェックして完了です。オイル漏れがひどくなるとオイル不足によるエンジン焼き付きや漏れたオイルが付着して他の部品が壊れてしまったりします。大きなトラブルにならないようにコバックへ点検、修理にお越しください。
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