マニュアル車のシフト操作で分かること!2,3速が入りにくい原因は?
みなさん、こんにちは!愛車の調子はいかがでしょうか?前回はデフについてお伝えさせて頂きましたが、今回も同じ車両(昭和の車)に起きた故障事例を紹介させて頂きます。当初2つの修理依頼を貰っており、一つ目は「デフオーバーホール」、もう一つが「2,3速ギヤの入りが悪い」という内容です。前回も今回もそうなんですが、車両が昭和生まれで新品部品が手配できません。中古部品(私の大事なストック品)を準備して修理作業開始です。先ずはリフトに車を搬入します。とここで一つ異常を発見!シフトレバーを1速に入れてもシフトレバーの収まりが悪いんです。通常はカチッと感触があるんですが、それがありません。そして1速に入れているのに、シフトレバーが前後左右にグニョグニョしています。これでは各ギヤに負荷を与え続け、入りが悪くなるのも当然です。早速ミッション本体を車両から降ろすために周辺部品をどんどん外していくのですが、最初に車内に入ってシフトレバーを外して様子を見ることにします。
シフト先端についているはずのカラー(樹脂のキャップみたいなもの)がちぎれて無くなっていました。作用点の部分がグニャグニャフィーリングの原因です。
ここにもう1つ原因がありました。シフトレバーの支点にゴムのシートが取りついているのですが、この車両は粉々に姿を変えており、これもグニャグニャの原因です。幸い、ここに取り付ける部品はまだ入手可能なため、新品を取り寄せて自分で変えなさい!と知人に伝えて終了です。今回のようにゆっくりと悪くなっていく故障個所の場合、オーナーだからこそ気づかないパターンの事例になると思います。やはり、定期点検は重要ですね!次回は、ミッション本体を下します。それではまた!
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