カルディナのディスクローター交換
皆さん、こんにちは!
今回はブレーキを踏むとゴーゴー音がするとの事で点検させていただきました。
やはりブレーキパッドが完全に消耗してしまい、ディスクローターを傷付けてしまっていました。このままではきちんとしたブレーキの制動力が出なかったりディスクローターが割れてしまったりなどの危険なトラブルになるのでブレーキパッドとディスクローターを交換しました。
目次
- ブレーキパッドの取り外し
- ディスクローターの取り外し
- 新品のパッド、ローターの組み付け
- おわりに
ブレーキパッドの取り外し
まずはブレーキパッドを取り外すためにブレーキキャリパーを外します。
今回はディスクローターの交換があるのでキャリパーのスライドピンではなくブラケットのボルトを外してキャリパーとブラケットを一緒にはずします。ブラケットからブレーキパッドを取り外すとパッドの摩擦材が無くなって土台の金属がむき出しになってしまっていました。これではパッドの土台でディスクローターを傷つけてしまいます。
ディスクローターの取り外し
次にディスクローターを取り外します。
このタイプはボルトなどでは止まっていません。ローターの内側にあるハブのセンターとローターの中心の穴がピッタリはまって中心が出る構造です。そのまま外れるはずですが、ほとんどがハブの錆などで張り付いてしまっています。ハブボルトの近くにある小さな穴にはネジ山があるので12㎜のボルトを少しずつ締め込んでいくと外れます。
新品のパッド、ローターの組み付け
新品のローターには防錆加工が施されでいます。今回は錆止めの塗装がされているタイプでした。塗装面が完全に無くなるまではブレーキペダルの踏み応えが悪く感じられるので、塗装をサンドペーパーなどで磨きます。これで早くローターの表面がきれいになります。ブレーキパッドは通常通りパッドとシムの間にディスクブレーキグリスを塗って組付けます。ブレーキは止まるための重要な部分なので最後に必ず試運転をして異音はないか、ペダル操作に違和感がないか、制動距離は大丈夫かなどをチェックします。
おわりに
今回はブレーキパッドが無くなってもそのまま走行してしまったのでローターに傷がついて交換になりました。ブレーキが効かなくなって事故につながらなくて本当によかったです。費用も通常のブレーキパッド交換の3倍くらいになってしまいました。12ヶ月点検などで定期的な点検と適切な交換で安全、安心のドライブをしましょう。
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